本当の天才は、オーラも何もない…ブラック企業で見た天才の姿とは?

黒い企業からの脱出

本当の天才は、オーラも何もない…ブラック企業で見た天才の姿とは?

今まで教えた中で

間違いなくトップであった。


しかも

50過ぎたオッサン。

50代で体脂肪率1ケタ

手塚さんは

50代でトラック運転手に転職してきた。


学生時代にサッカー部で鍛えあげたその身体は体脂肪率1ケタ。


とくに

ダイエットなどはしていないそうで

体質だと思うと言っていた。

腹もシュッとしていて動きが良くて

見るからに運動神経がよさそうな人だった。


手塚さんは

見た目だけじゃなく

実際の動きも覚えも格別であった。

仕事覚えは、ダントツ

覚えの早さは、歴代ナンバー1☆

あの会社は

あまりのキツさに

毎月のように誰かが辞めるので毎月だれか新人が入る。
(年に数人ずつ過労死する・・・)


相当な数の新人を教えたが

そんな中にあって

手塚さんの仕事覚えの早さはダントツであった。


通常

2週間の新人研修をやるのだが

手塚さんは4~5日で、ほとんどできていた。


しかも前職は

全くの畑違いである。

たまにいる天才


たまにいるんだ。

あぁいう天才が。


さほど教えなくても

自分で何でもできてしまう。


全くの未経験で

全くの畑違いでも

すぐにできてしまう天才。


それが手塚さんであった。


何で

そんなにすぐに出来るようになってしまうのか?


ちょっとしたカラクリもあった。

10年程度で転職してしまう

さ~て10年たったし辞めるか!

手塚さんは

高校を卒業後

地元の会社に就職したそうだ。


ちなみに

けっこうな進学校を卒業しているのかと思ったが

意外とそうでもなくてビックリした。


手塚さんは

どこかに就職すると

しばらくは働くのだが

10年ほどすると転職するというのを繰り返した。


あれだけ覚えが良いので

どこに行っても

10年もするとどうしても管理職になる。


手塚さんは

人の上に立つのが好きじゃないんだそうで

それで10年すると転職しちゃうんだそうだ。


あの人なら

普通に管理職できるのに勿体ないものである。


もともと天才肌で

すぐに何でも覚えちゃう人はもちろん

転職を繰り返したことで

様々なスキルが身について

ますます覚えの良さに磨きがかかったのかもしれない。


そんな手塚さんであったが

ひとつ弱点があった。

ただし挨拶はできなかった

手塚さんは

挨拶はできなかった。


管理職系が多かったので

人に頭を下げたりする機会が少なかったのかもしれない。


でも

新人でありながら

自分からは一切挨拶をしないスタイルは

運転手仲間からもいい顔をされてはいなかった。


私は

年下だったし

こちらから挨拶しているうちに

手塚さんからも挨拶してくれるようになったので

全く気にはならなかったが。

ブラック企業にいた天才

天才は、意外にもブラック企業にいた!

いかがでしたかな?


ブラック企業にいた隠れた天才。


はた目には

ただの痩せたオッサンにしか見えない。


ところが

あの覚えの良さ

動きの良さは別格で

これまで何十人と見た新人の中でも圧倒的なトップであった。


しかも50代のオッサン。


そんなすごい人が

あんな酷いブラック企業にいた事に驚く。


せっかくなら

もっといい職場に入ればよかったのにと思う。