もし警察官になっていたら…男は就く仕事で人生が決まってしまう
西で柔道の猛者として
鳴らしていた男には
大阪府警・機動隊長のポストが約束されていた。
ところが
就職の歯車が少しズレただけで
彼の人生は大きく変わる。
大阪府警・機動隊長は幻と化し
映画にできるほどの凄まじい苦労の人生となった・・・
絶対に怒らない仏様そのもの
高田さんは
仏様そのものだった。
超優しくて
怒った事がなくて
誰の悪口も言わないし誰も責めたりしない。
リアル仏様だった。
そんな高田さんのあだ名は
「神様・仏様・高田様☆」
何故に
高田さんは
そこまで優しかったのか?
「神様・仏様・高田様☆」だけあって
リアルに悟りを開いてらっしゃったのだ。
ガチな苦労人だった
高田さんは
本物のガチな苦労人であった。
これからお話しする事は
そのまま映画にできてしまうような
そんな内容である。
実は
高田さんは
ブラック企業で働くような人生ではなかったのだった。
西で鳴らした柔道の猛者

高田さんは
西では有名な柔道の強豪校の出身であった。
金鷲旗という
高校柔道の全国大会にたびたび出場する強豪校で
しかもレギュラーメンバーだったそうだ。
本人は
「たまたま出られただけや。」
と言っていたが
金鷲旗常連校でしかもレギュラーメンバーだから
たまたまではない。
さて
柔道でこれだけの実績を持った猛者であれば
将来は
ほぼ約束されている。
例えば
刑務官や自衛隊も考えられるが
これほど名が売れると
西の者であれば
声がかかる場所は天下のとある場所に決まっているのである。
その場所とは?
天下の大阪府警・華の機動隊長のポストを約束

泣く子も黙る天下の大阪府警である。
西で
剣道あるいは柔道で鳴らした猛者は
ほぼ自動的に大阪府警からスカウトが来るのだ。
これは
今でも変わらないんじゃないかな。
高田さんも
例に漏れず大阪府警からお声がかかったそうだ。
しかも
高田さんは
スーパールーキー扱いであった。
スカウトマンに
「君は、機動隊隊長まで約束するから。」
と言われたそうだ。
大阪府警の機動隊隊長と言っても
隊がたくさんあって
そこまでは指定されなかったが
機動隊隊長までは約束されたそうだ。
(ちなみに警視庁なら第9機動隊まで。)
ところで
私の記憶違いでなければ
大阪府警・機動隊長の階級は警視。
つまり階級も警視までは、約束されていたようだ。
金鷲旗のレギュラーメンバーって
さすがに扱いが凄いんですね!
ところが
ここから高田さんの運命は
大きくかき乱されることになる。
「家業を継げ!」警察採用を蹴る

大阪府警の内定が出ていたのに
高田さんは
それを蹴ることになる。
お父さんであった。
高田さんのお父さんは
職人さんで
物凄くおっかない人で
「公務員などとんでもない。」
と家業を継ぐことを強制されたそうだ。
何か意見しようもんなら
大暴れする人だったそうで
せっかくの大阪府警は蹴らざるを得なかったそうだ。
しかも
しばらくして
何年も蒸発していた高田さんの兄貴が帰郷。
もともと
手先が器用で
父が期待をかけていた兄が帰ってきた途端
高田さんは宙に浮く形となり家を出てしまったそうだ。
高田さんは家業を継ぐのも
警察もそのまま辞めてしまい
仕方なくディーラーの営業マンに就職した。
営業マンとして大成
高田さんは顔もいいし
話もおもろいので
営業の素質があったようだ。
営業マンとして
そこそこ名の知れるほど成績を上げたそうで
給料もなかなかだったそうである。
高田さん自身も
「あの頃が人生の頂点で充実して幸せだった。」
と話していたのを思い出す。
ところが
この順調なひと時は
あっという間に崩れ去ってしまうのであった。
兄の死と借金
ある日
高田さんの会社に電話があったそうだ。
お父さんの死であった。
休みを取ると急ぎ実家へ戻った高田さんは
2つの驚きの真実を知ることになる。
お父さんがなくなった事も驚きだったが
実は
その数年前に家業を継いでいたお兄さんが亡くなっていて
お父さんひとりで職人をしていたこと。
もうひとつ
700万円もの借金を残していたことであった。
高田さんは、途方に暮れた。
会社を辞めて退職金を返済に
高田さんは仕方なく
会社を辞めて退職金を借金返済にあてたそうだ。
稼ぎ頭だったので
辞める時はかなり引き止めがあったそうだが
それでも真面目な高田さんは
少しでも早く借金を返したかったそうだ。
しかし
退職金を払っても
まだ借金はかなり残ったそうで
どうしても金がなく困り果てたそうだ。
そんな時
ある知り合いから
救いの手が差し伸べられたのだった・・・
娘と結婚してくれたら、借金を肩代わり

ある知り合いの伝で
高田さんはとある男性と出会った。
何でも
高田さんの力になりたいのだという。
高田さんに残った借金を全額肩代わりする提案だった。
もちろん
条件があった。
提案をしてきた一人娘との結婚が条件であった。
その男性の一人娘と結婚してくれたら
数百万円の借金を全額肩代わりしてくれるというのだ。
悩んだ挙句
高田さんはその娘さんと見合い結婚をして
本当に残りの借金は全額肩代わりしてもらえたのだそうだ。
しばらくして
子宝にも恵まれたそうだ。
ところが
この話には
後日談がある。
実は、軽い障がいがあって、子どもにも
実は
この奥さんと言うのが
軽い障がいを持っていたのだそうだ。
障がいと言うのは
軽い知的障害だそうで
ぱっと見には分からないものの
住んでみるとかなり大変なレベルだそうだ。
お金の管理などは一切できないそうだし
子育てもできない
家の片付けも料理も全くできない。
つうか軽いのかな・・・
そして
お子さんにも障がいが出て
お子さんは軽くなく
かなり重い障がいがあって
家で暴れたり夜中に発狂したり
ろくに眠れないのだと話されていた。
高田さん大変だ・・・
だが
もちろん
大変ではあるだろうが
子宝にも恵まれ
仕事も元気にされているのだから
第三者にはあれこれ言うのは失礼であろう。
だが
少なくとも
警察官になっていたらどうだろうか?
もし警察官になっていたら

警察の仕事など大変だ。
まして機動隊など最後の砦。
訓練も命がけで大変。
だが
あのブラック運転手もマジで命かかってた。
だって
年に何人も旅立ったんだから。
その位
仕事きつかったんだ。
機動隊ほどじゃないかもしれんが凄かったぜ。
年に何人も夢の国へ旅立つほどだから。
機動隊は
「カッコイイねぇ。」
「頼りがいあるわぁ。」
「男のあこがれやわ。」
言ってもらえる。
しかも天下の大阪府警で
機動隊長という事は
階級は警視である。
ちょっと鼻が高いでしょ。
ところがトラック運転手ときたら
結婚できんよ。
警察なら
退職金3千万くらい貰えるでしょ?
トラック運転手は、そんなもんないよ!
毎月の給与は?
警察は40万は貰えるでしょ。
トラック運転手は、20万しかもらえんよ。
ボーナスは
警察は100万は貰えるでしょ?
トラック運転手、年間10万もないよ。
トラック運転手じゃなくたって
結婚もいくらでもできるでしょ。
普通に子宝にも恵まれるでしょ。
何が言いたいかと言うと
仕事で人生は決まるのだ!
そういう事だ。
仕事で決まってしまうんだ。
人生は。
少なくとも
自分の子どもや旦那さんだったら
どう思います?
ブラック企業で頑張るのと
警察官として頑張ってくれるのと
同じ頑張るなら
同じ大変なら
どちらがいいですか?